しかし、本当にそうなのでしょうか。
思考は物質のような側面を持つ
そう、考えたことは現実になるのです。しかも、それは単なる精神論ではありません。
思考と宇宙の法則を組み合わせた「科学的な豊かさの創造方法」として、この原理を説いていきます。
その原理とは、
「思考そのものが”物質的側面”を持つ」ということです。
この宇宙には、あらゆるものを形作る“思考する物質”が満ちている
この“思考する物質”とは、わたしたちが心の中でイメージし、願い、思い描くことを物理的な現実として形作っていくエネルギーのような存在です。
つまり、わたしたちが思考するたびに、宇宙に“思考の種子”を蒔いているということになります。
私たちの中にある「創造の力」
この考え方に立てば、わたしたちは皆、それぞれが「創造者(クリエイター)」だと言えます。
- 未来を想像すること
- よりよい日々を願うこと
- 誰かの幸せを祈ること
- 自分の夢を具体的に描くこと
- 「日々新たに、益々よくなる」と口に出すこと
こうした思考はすべて、現実を形作る「指示」になっているのです。
これは「益々善成」の世界観とも一致しています。
日々新たに、少しでも善くなろうとする「わたしたちの思考」は、この世界をよりよく再創造している力そのものなのです。
豊かさを得るには、まず「思考の型」を決めること
豊かさを得ようとするなら、まず“豊かさを得る自分”という思考の型を宇宙に伝える必要があります。
ここで重要なのは、「欠乏ではなく、創造の視点で思考すること」です。
- 「お金がない、どうしよう」ではなく→「わたしたちは価値を生み出す存在として豊かになっていく」
- 「誰かと比べて劣っている」ではなく→「わたしたちは、唯一無二の存在として“今ここ”から成長している」
- 「できない理由を探す」ではなく→「わたしたちの小さな行動が、確実に道を拓いている」
- 「ないもの」に目を向けるのではなく、今「あるもの」に目を向ける
この「型」を意識するだけで、私たちの思考が放つ周波数が変わるのです。
自己否定を超え、「思考の責任者」として生きる
思考が現実になるなら、
わたしたちは思考に対して“責任”を持つ必要があります。
とはいえ、これは重荷ではありません。
むしろ「自由」の証です。
「何を考えるかを、自分で選べる」
これほど希望に満ちた事実は、ほかにあるでしょうか?
思考は運命ではありません。
わたしたちは、「どんな世界を生きたいか?」を選び直す力を持っているのです。
私たちにできる「思考を現実に変える習慣」
1. 朝の時間に“意図的に思考する”時間を作る
ノートでも、心の中でもOK。
今日どう在りたいか、どんな成長を遂げたいかをイメージする。
2. 欠乏や不安の言葉を「創造的な言葉」に置き換える
×「できない」「足りない」
○「育てている途中」「これからよくなっていく」
3. 自分の願いに“愛と感謝”を与える
ただ「お金が欲しい」ではなく、
「わたしたちの人生を豊かにし、誰かを照らす手段としての豊かさが必要」と思い描く。
最後に:思考は、内なる世界の“種子”である
わたし自身もこの「日々新たに、益々よくなる」という言葉を信じて歩んできました。
何度も失敗し、思考に力を失っていた時期もありました。
しかし、「日々に新たに、益々よくなっていく」という言葉を繰り返すことで
思考の中に”想いのタネ”を薪続けてきました。
すると、本当に少しずつですが、現実は変わり始めたのです。
言葉が変わり、行動が変わり、関わる人が変わり、
気づけば自分の中に、根を張り、“木”へと変化していきました。
思考は、現実を育てる”種子”である。
それは、今日という日を「創造的に生きよう」とする私たちの祈りであり、誓いです。
これからも私たちは、「思考」を創造し、
「よりよくなる」ことを選び続けていきましょう。
わたしたちは、「日々新たに、益々よくなる」