「易」との出会い
いつも「益々善成」ブログを訪れてくださり、心から感謝申し上げます。
わたしたちの日常に潜む「益々よくなる」ためのヒントを、これからも皆さんと一緒に見つけていきたいと願っています。
さて、突然ですが、皆さんは「易経(えききょう)」あるいは「易(えき)」という言葉に、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
もしかしたら、「なんだか奥深そうで、ちょっぴり近寄りがたい古代の書物」「複雑な記号が出てくる占いのことかな?」といった印象かもしれません。
何を隠そう、わたし自身も、初めてインターネットでその存在を知り、その世界に触れようとした時、率直に「うわぁ、これは難しそうだ…一筋縄ではいかないぞ…」と感じた一人です。
分厚い解説書、見慣れない漢字や記号の羅列に、少し気後れしてしまったことを覚えています。
しかし、この「易」という文字には、もう一つ、わたしたちにも馴染み深い「易しい(やさしい)」「容易い(たやすい)」という意味も込められています。
「難しい」という壁を壊す、言葉の魔法 – 「易は、きっと易しい!」
易に難癖(なんくせ)をつけるよりも、易をありのままに考えてみよう。
そうだ、易を“易しく”考えてみようじゃないか!
そう思い至った時、わたしの心はふっと軽くなりました。
難解だと思い込んでいたのは、もしかしたらわたし自身の心の壁だったのかもしれない、と。
わたしたち「益々善成」のコンテンツは、自己成長を通して、その価値を具体的な形にしていくことを常に目指しています。
そして、わたしたちの心や言葉といった、目には見えないけれど絶大な力を持つものを最大限に活かすためには、「これは難しいかもしれない」と最初から身構えてしまうよりも、「これはきっと理解できる、きっと面白い!」「これは簡単だ、わたしにもできる!」と、まず心をポジティブな方向へ、そして「容易い」という方向へ開いてあげることが、その本質へとスムーズに近づくための、何よりの鍵だと信じています。
言葉の力は、わたしたちの現実を創造します。
「難しい」と思えば難しくなり、「簡単だ」と信じれば、不思議と道は開けてくる。これは、自己成長のあらゆる場面で、わたし自身が何度も体験してきた真実です。
だからこそ、わたしはここで、改めて声を高らかに伝えたいと思います。
「易は、易しい!」 と。
「易」に惹かれる – 「益々善成」にでた卦「風雷益」との物語
実は、わたしが「易」というものに興味を持ったのは、最近のことではありません。
それは、この「益々善成」というブログが生まれる、ずっと以前からの、静かで長い関心でした。
そして、決定的な出会いがあります。
わたしがこの「益々善成」というブログを立ち上げようと決意し、その理念を表す言葉として「益々善成」というフレーズが心に生まれた時。
まだその言葉が、インターネットのどこにも存在していなかった頃です。
わたしはふと、その「益々善成」という言葉の持つエネルギーやイメージを確かめたくて、Google検索の窓に打ち込んでみました。
その時、まるで導かれるようにしてたどり着いたのが、易経六十四卦の一つである「風雷益(ふうらいえき)」という卦だったのです。
「風雷益」――その名前に、わたしが掲げようとしていた「益々善成」と同じ「益」の文字が輝いているのを見た時に易に行きつく体験は今でも鮮明に覚えています。
「風雷益」は、その名の通り、「ますます益す」「互いに助け合い、共に成長し、利益を分かち合う」といった、非常にポジティブで、能動的なエネルギーに満ちた卦です。風が吹き、雷が動く。
そのダイナミックな力が、万物を育み、社会を豊かにしていく様を表しています。
これこそ、わたしが「益々善成」というブログを通して、読者の皆さんと分かち合いたいと願っているメッセージそのものでした。
まるで、宇宙が「その道で良いのだよ」と、優しく背中を押してくれたような感覚でした。
その深い感動と共感から、このサイトのファビコン(ブラウザのタブなどに表示される小さなアイコン)にも、「風雷益」の卦象を、感謝と決意を込めて掲げさせていただいています。
「易」の探求「益々善成」に新しいカテゴリーが生まれます
そして今日、この運命的な出会いと、長年の関心、そして「易は易しい!」という新しい確信を胸に、わたしはここで改めて宣言させていただきたいと思います。
この「益々善成」ブログに、新しく「易」というカテゴリーを加え、わたし自身が易について学び、探求し、そこから得た気づきや感動、そしてわたしたちの「日々新たに、益々よくなる」ためのヒントを、皆さんと分かち合っていきます!
これから、わたしが易のを調べたり、様々な解釈に触れたり、あるいは実際に易を立てて内省を深めたりする、その一つひとつの「過程」そのものを、ありのままにコンテンツとしてブログに綴っていきたいと考えています。
目指すのは、専門家のような難解な解説や、未来を断定するような占い的なアプローチではありません。
わたしが「易は簡単だ!面白い!」と感じたように、あくまで日常の言葉で、わたしたちの心の成長や、人生の様々な局面における「よりよい選択」をするためのヒントとして、易の持つ奥深く、そして普遍的なメッセージを、皆さんと一緒に、そして何よりも「易しく」読み解いていきたいのです。
「易」という経典に映る、わたしたちの輝かしい未来
この新しい試みが、わたしたち「益々善成」のコンテンツに、さらに豊かな彩りと、時代を超えた深みを与えてくれることを、わたし自身、今からとても楽しみにしています。
そして何よりも、このブログを訪れてくださる皆さま一人ひとりの「益々善成」な日々に、この古代の叡智が、新しい光を灯し、心を勇気づけるきっかけとなることを心から願っています。
どうぞ、わたしのこの「易」の探求の旅路が、価値あるものとなり、お役に立てれば幸いです。
一緒に、古代の賢者たちが遺してくれた「易」という素晴らしい鏡の扉を開き、そこにキラキラと輝く未来へのヒントを、そしてわたしたち自身の内なる可能性を、たくさん見つけ出していきましょう!