わたし自身が日々大切にしている感情や視点を、少しずつ言葉にして届けています。
今日は、わたしが人生の中で何度も支えられてきた、
7つの感情についてお話しさせてください。
それは、「光の感情」だと思った。
わたしは、ふと思ったんです。
何があっても、どんなときも、「世界を少し良く見る」ための感情があるとしたら――
それって、まるで“光のフィルター”のようなものじゃないか、と。
その7つの感情がこちらです:
- 愛
- 感謝
- 喜び
- 情熱
- 熱意
- 希望
- 満足
この7つの感情は、どれも形がないし、数値で測ることもできない。
けれど、人の心を動かし、今日の選択を変える力があります。
愛 ―「わたしにも、あなたにも、やさしくありたい」
愛という言葉には、たくさんの誤解があると思います。
誰かを深く想うこと。許すこと。自分を認めること。世界をまるごと肯定すること。
でも、わたしが一番感じるのは、「やさしさ」の根っこにあるのが愛だということです。
疲れていても、機嫌が悪くても、
“わたしにもやさしくありたい”と思える日は、
きっと世界にもやさしくなれます。
感謝 ―「今あるものに、気づくこと」
感謝は、「ありがとう」と言えることだけではありません。
その前に、**“気づく力”**がある。
空気が吸えること。お湯が出ること。心臓が動いていること。
そうした「当たり前の奇跡」に目を向けられたとき、
わたしの心はふっと軽くなります。
感謝は“いま、ある”ことに立ち返らせてくれる魔法なのかもしれません。
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喜び ―「一瞬の魔法」
喜びは、ほんの一瞬の魔法のようにあなたの心の中に宿ることがあります。
ふいに笑ってしまったとき。
誰かの声にあたたかさを感じたとき。
空がきれいだったとき。
「小さなうれしさ」は、人生の燃料です。
もっと大きな幸せを目指すのも大事だけど、
今日ひとつ笑えたなら、それは“今日の自分が報われた証”だと思っています。
情熱 ―「やりたいという熱を、なかったことにしない」
情熱を、持っている人は輝いて見えます。
でも、本当は誰の中にもあるはずなんです。
それは、“やりたい”という衝動のようなもの。
「このアイデア、ちょっとワクワクする」
「なんかやってみたいな」
その感情が情熱である可能性を秘めています。
情熱は、日常の中のちょっとした“面白がり”から始まるものです。
熱意 ―「諦めずに“向き合う”ことの美しさ」
熱意という言葉には、“継続”の力が含まれています。
何度も失敗しても、めげても、それでももう一回やってみる。
それは努力というより、“信じている”という姿勢だと思うんです。
信じているものに向き合い続けること――
情熱が炎だとしたら熱意は火のようなものだと思います。
希望 ―「いまがすべてじゃないと、知っていること」
「きっとよくなる」
「明日は変えられる」
「まだ見ぬ可能性がある」
それらすべてが、希望という感情です。
希望は現実逃避ではありません。
“いま”を受け入れたうえで、それでも前を向く強さです。
満足 ―「足るを知る、という心の豊かさ」
満足というのは、手放すことではなく、気づくことだと思います。
「もう十分だよ」と言える自分は、
それだけで今日をしっかり生きている証。
もちろん、もっと上を目指してもいい。
でも、「いま在るもの」に感謝できる心は、
なによりも安心へとつながっています。
この7つの感情で、今日を見る
もし、朝起きたとき、
夜、眠る前に、
この7つの言葉を一度自分に問いかけてみれば、
世界の見え方が、ほんの少し変わるかもしれません。
- 「今日、自分にやさしくできた?」
- 「ひとつでも感謝できることあった?」
- 「笑えた瞬間はあった?」
- 「何かにちょっとでも燃えた?」
- 「あきらめなかったことってなんだろう?」
- 「明日が少し楽しみだと思えた?」
- 「いま、満たされてる部分は?」
さいごに。あなたの今日にも、光がありますように
今日を変えるのは、劇的な出来事じゃなくて、
ちいさな感情との出会いかもしれません。
この7つの感情は、どれもあなたの中にあるものです。
だから、探す必要はありません。
ただ、気づくだけでいい。
積極的な心構えが人生に奇跡を起こし得ます。
あなたの今日が、どんどん良くなっていきますように。


